文句無し。

inu-zou2004-12-08

久々だなあ。ブログ。
なんだか特に書く事なくて。というか、余りにも色々な事が
起り過ぎて何を書いて良いものやら過充電状況なんすよ。


ええと、全部ネタバレなので宜しく。




状況説明もなく、いきなり出現した「海底軍艦轟天号」の館長と副官が
中尾彬上田耕一という、説得力ゼロの個人的にはげんなりの配役。
それがゴジラに偶然勝つ(笑)。




南極で復活するなりガイガンを瞬殺するゴジラ。血圧高すぎ。気をつけて!
オーストラリアで「マグロばっかり喰ってる」US版ゴジラを瞬殺したかと
思いきや、途中の島でクモンガを地の果てまで放り投げ、
あっと言う間に辿り着いた日本本土で一番手のカマキラスも鉄塔串刺しで瞬間KO。




とりあえず物量だってんで繰り出されたコマイヌ怪獣とアンギラス玉でフットサル。
ジーコも羨むナイスキーパーっぷりで、ラドン含めて三怪獣を「のした」と思ったら
風呂屋のペンキ絵みたいな富士山背負って「日本一だぜ」と大見得を切る、不細工な
猫みたいな顔した怪獣王・ゴジラさん。




その様子を見ていたミニラも大興奮で「ゴッドマン拡大」。
見守るマタギ泉谷しげるもやっぱり愕然。




出番7秒の、怪獣消しゴムのできそこないみたいな造型のヘドラと、前半戦で
ファイター船木をして「強えな、あいつ」と言わしめたエビラもろともビルに
叩き付けて熱線食らわしゃ、ビルごとスライディング。




さあ、メインイベントだってんで隕石に偽装して30数年振りに再度宇宙から降って
来る「シーボーズ2004」を迎え撃つ火炎放射の射程距離が大気圏外までとは。
つうかもう、南極での復活からどのくらい経ったのか不明だが、いつのまにか
改造されてたガイガンまで投入されて大変だあと思ったら、すっ飛んで来たモスラ
よくわからないけど大活躍。ってほどでもないけど、なんか科学忍法使ってた。




進退極まったシーボーズは遂に「ドドンゴ2004」に超進化!ヘドラの次に最悪な
造型のラスボス登場にゴジラも戦意なくして「みんなの力をわけてくれ」。
元気玉発射でシーボーズ改めドドンゴは宇宙の怪獣墓場へ強制送還。




最後はミニラが出て来て「とうちゃん、やめなよ」「うん、しゃあないな帰るか」






この合間合間に北村一輝の超天才演技と水野真紀の意外な美脚と超ミニスカ、
掛け値無しで無意味に格好いいドン・フライがサンドイッチされてんだから
間違いなく傑作ですよこれは。少なくとも自分の中では「ゴジラ対ヘドラ」を
越えて殿堂入りですよ。リバイバル含めて劇場で見たゴジラでは、初めて本当に
面白いや。と思ったですよ。





んでだ。北村一輝は別格にして一番好きな台詞は国村隼の
「つまりこういう事ですか。これからわざわざ敵の中を南極まで行ってゴジラ
起こして、連れて戻って怪獣たちと戦わせておいて、その間に我々は、方法はまだ
わからないがとにかくX星人を全滅させて、それからもう一回南極まで行ってまた
ゴジラを閉じ込めると?」
という、アホみたいな台詞。
「このまま何もせんほうがええ」という日本沈没に見る最強の一言と対極の長さ
ながらも暗唱に値する超台詞だ。




まだ語り足りないが、今日は寝る。
だってあした、栄ちゃんと打合せだから。なんだそれ。