戒名なし

まあアレだよね。実質、東映の葬式だと思っていいと思う。場内もしめやかだったし。
しかしながら、マトモに香典持ってゆく事すら憚られるハタ迷惑な死に様なので
香典は最低限(レディースデイほか、もしくは安売りチケット)だけ包んで
葬儀に出向く事を推賞したい。喪服である必要はない。
ちなみに葬式饅頭ももらえない。
とにかく安く、そして東映に金を落とさない方法が見つかったら行くべきだ。
こんな酷いもん、向こう半世紀は確実に見られない。
だけど、一人では行かない。見終わった瞬間、喋りたい事が大量に渦巻くはずだから。



デビルマンの話、次回につづく。
ちなみに表題はカメオ出演への嘆き。

多分、間違ってる

仕上がり完成度は「収録しっぱなしで未編集だった『月曜ドラマランド』や
『オールスター隠し芸大会』のドラマ部分を四半世紀経って発掘。最新鋭のCG技術を
注ぎ込んで現代に蘇らせたが、最新鋭のCG技術は前半で力つきた」という感じ。
もしくは監督が東映に「こういうものを作りたい」と持ち込んだビデオコンテ。
ビデオコンテだから役者は使っておらず、とりあえず日本語を解する人間が台詞を
段取りどおりに読み上げている。そんな感じだ。多分、映画じゃなくて間違って
ビデオコンテが流されてるんだよ。本物早く見せてくれ。
どこで取り違えちゃったんだろう。ダメじゃん、東映

新しい修辞

その酷さはネット上の批評がほぼ一枚岩になっている事からも想像がつこうし、
核心を突いた名文が数多いので、ここでは書かない。
第一、駄目な点を挙げ出すと上映時間以上に時間が掛る。徹夜になる。
それって物凄い追体験だ。ある意味コストパフォーマンス高い。
しかし、その絶妙なダメさ加減(こと、演技に関して)は人には伝えられない。
物凄い労力と物凄い語彙が必要で、いや、言葉では伝えられないものもあるのだ。
デビルマン」に関しては、ダメ映画とかクソとか云う次元を遥かに超えて
デビルマン」という新たな分野を開拓したとしか言えない。言わば発明。
「それって『デビルマンだよねー』」ってな感じで新しい修辞の誕生。

香典を包む

どれだけアレでも、葬式の時は香典出してやれつう事だ。
仁義なき戦い」「トラック野郎」「女囚さそり」…。
東映株式会社に香典を出すつもりで行ってきましたよ。
デビルマン(実写版)」。
なんか、Macの調子が悪くなってHDDの交換が必要な様子だったので
データのバックアップをはじめたら「4時間かかります」とか言う訳だ。
映画館まで出かけて映画見て、帰りにHDD買い込んで調度4時間かな、と。
どうせその間、仕事にならんし。何よりメンズデーだったし。

村八分のいわれ

inu-zou2004-10-20

村八分は、江戸時代から行われた習慣である。
村八分の「八分」とは、十分の交際のうち、葬式と火事の
際の消火活動の二分以外は、付き合わないという意味から
とされ、のけ者にすることを「八分する」とも言われていた。
…んだそうである。「砂の器」中居版のアレがまさにそれだが。

呼んでいる

inu-zou2004-10-19

でさあ、また台風じゃん。
あまつさえ、熊じゃん。
「クマの頻繁な出没は台風や酷暑のせいではなく、
クマ自身が異常発生している」説は前に論じたが、
更なる因果関係を思いついた。
なんでこんなに台風が来るのか。


クマが台風を呼んでいるのである。


多分、クマにはそんな能力がある。
台風を呼んで何のメリットがあるのかは、
クマに聞かないとわからない。
どうだろう。