新しい修辞

その酷さはネット上の批評がほぼ一枚岩になっている事からも想像がつこうし、
核心を突いた名文が数多いので、ここでは書かない。
第一、駄目な点を挙げ出すと上映時間以上に時間が掛る。徹夜になる。
それって物凄い追体験だ。ある意味コストパフォーマンス高い。
しかし、その絶妙なダメさ加減(こと、演技に関して)は人には伝えられない。
物凄い労力と物凄い語彙が必要で、いや、言葉では伝えられないものもあるのだ。
デビルマン」に関しては、ダメ映画とかクソとか云う次元を遥かに超えて
デビルマン」という新たな分野を開拓したとしか言えない。言わば発明。
「それって『デビルマンだよねー』」ってな感じで新しい修辞の誕生。